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電磁波MonthlyWatch バックナンバー
 
特集 家庭の電磁波 第8回(2006年9月 No.1)
屋内配線の電磁波に気をつけて!
電磁波なび

忘れがちな屋内配線の電磁波

目に見える家電製品、たとえばIH調理器の電磁波であれば、使用を控える、距離をとるといった対策が考えられます。ですが、宅内で目立つ製品ばかりが、電磁波を発生させているわけではありません。

宅内にいて目に見えにくいもの。それは「屋内配線」から発生する電磁波です。みなさんのご自宅の床や壁には、縦横無尽に電気配線がしきつめられています。

屋内配線が問題となっている背景には、日本人の電気の使用量が、この40年間で6倍以上にも増えたという事実があります。狭い部屋には家電製品が以前とは比べ物にならないくらい並べられ、それらを使うために当然部屋にはコンセントの数も増え、20年前に100メートルだった屋内配線は、現在は800メートルから1,000メートルちかく使われているそう。

今回の電磁波MonthlyWatchでは、屋内配線の電磁波を特集します。

壁や床から発生している電磁波って?

屋内配線がアブナイかもということで、電磁波なびでは「壁」「床」の電磁波を測定してみました。結果は・・・

1.居間の床→1.5ミリガウス
2.居間の壁→1.0ミリガウス
3.寝室の床→0.5ミリガウス
4.寝室の壁→0.5ミリガウス
5.キッチンの床→2.5ミリガウス
6.キッチンの壁→2.5ミリガウス

どの測定値も、いわゆる安全値とされる4ミリガウス未満ではありました。ちょっと安心。とはいえ、電気製品の周囲にいなくても、自宅にいるだけで、ある程度の電磁波を毎日被曝している、そして、それが長時間続くと・・・コワイ気がしました。

アースについてちょっとお勉強

上記の電磁波計測はあくまで一例です。屋内配線の状況次第では、まったく異なった測定結果が得られると思います。

たとえば、みなさんのご自宅では、通常の生活範囲(とくに就寝時の頭部)から、前後左右・上下に2.0メートル以上離れるように、配電盤、室内配線が計画されている必要があります。ちょっと確かめてみてはいかがでしょうか。

また、電磁波は、当然のことながら家電製品からも漏洩しています。そこで、「アースが付いているものはアース線をきちんとアースにつなぐこと」が基本になってきます。アース線をアースにつないでいないご家庭も多いのではないでしょうか。ぜひご確認ください。

オールアースって?

最近では、「オールアース」という電磁波対策の方法も話題になっています。これは、屋内配線から発生している低周波電磁波の電場をアースラインに引き込み、電位を下げてアースをするというものです。

どれだけ電磁波対策に効果があるか、率直にいって分かりません。とはいえ、ある程度の効果は見込めそうです。宅内の電磁波を計測したり、関連の書籍などを購入したりして、場合によっては「オールアース」を検討するのもよいかもしれません。