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電磁波MonthlyWatch バックナンバー
 
特集 家庭の電磁波 第6回(2006年6月 No.2)
ドライヤーの電磁波影響を再確認!
電磁波なび

家電製品の電磁波を考えてみると・・・

電磁波の発生量は家電製品によってさまざま。そして、おなじ家電製品でもメーカーによっても、製品ラインによっても電磁波発生量はさまざまです。最近では、電磁波を抑えた設計の製品もいくつか販売されているようです。

今回とりあげるのは、ヘアドライヤーです。電磁波をキケンと認識されている方でも、ドライヤーをキケンと考える方はそれほどいらっしゃらないのでは?

まずは、市民団体の「電磁波問題市民研究会」の報告書に掲載されていた調査測定値をもういちどふりかえってみましょう。

◎家電製品の電磁波発生量
1電子レンジ20マイクロテスラ(200ミリガウス)
2携帯電話20マイクロテスラ(200ミリガウス)
3掃除機20マイクロテスラ(200ミリガウス)
4電気シェーバー10マイクロテスラ(100ミリガウス)
5電気コタツ10マイクロテスラ(100ミリガウス)
6ヘアドライヤー7マイクロテスラ(70ミリガウス)
7炊飯器4マイクロテスラ(40ミリガウス)
8アイロン3マイクロテスラ(3ミリガウス)
9ホットカーペット3マイクロテスラ(30ミリガウス)
10洗濯機3マイクロテスラ(30ミリガウス)
11エアコン2マイクロテスラ(20ミリガウス)
12カラーテレビ2マイクロテスラ(20ミリガウス)
13ステレオ2マイクロテスラ(20ミリガウス)
14冷蔵庫2マイクロテスラ(20ミリガウス)
15ビデオデッキ0.6マイクロテスラ(6ミリガウス)
16ファックス0.2マイクロテスラ(2ミリガウス)
17コーヒーメーカー0.1マイクロテスラ(1ミリガウス)

発生量はあくまでご参考までに。それでも、ヘアドライヤーの順位が7位というのは、意外と電磁波を発生させている製品といえるかと思います。

ヘアドライヤーがキケンなわけ

「意外と電磁波を発生させている製品」だとしても、キケンとまでいえるかというと・・・もちろん断言はできません。

しかし、ドライヤーは、モーターが組み込まれている家電製品です。そのため消費電力も大きく、それなりの電磁波を放出しています。

さらに、他の家電製品と比較したときに、キケンといえるわけがご理解いただけるかと思うのです。それは・・・

1頭部に接して使う
2長時間使用される方が比較的多い
3毎日使われる方が比較的多い

電子レンジがキケンといわれても、長時間使われる方はそういないかと思われます。これに対して、ヘアドライヤーは(お仕事をされている女性の方はとくに)長時間使われる方は多いのではないでしょうか。

ということで・・・ふたたび調査!!

前回の調査では「頭部に測定器をあてた状態で測ってみると、最大で17ミリガウス」を記録したヘアドライヤー、気になったのでふたたび調査してみました。

以前の日立製のドライヤーで試してみると「最大で18ミリガウス」。前回とほぼおなじ結果に。さらに別のナショナル製ドライヤーを試してみると「最大で9ミリガウス」。なんと2倍の差がありました。

ちょっと調べてみると低電磁波&マイナスイオンドライヤーなるものもあり、「4ミリガウス以下に抑えた」という製品もありました。といっても、メーカーの売り文句ですので、本当のところは分かりませんが・・・。

やっぱり使い勝手と比較して、性能もよく健康被害も少ないとされるドライヤーを使うのがイチバン。毎日使う方は結構いらっしゃるかと思うので、気をつけておくとよいのではないでしょうか。

以下、ヘアドライヤーの購入・使用において、気をつけておくことを記載します。

◎ヘアドライヤー購入・使用上の注意
1なるべく低電磁波の製品を調べて買うこと
2頭部から20センチ以上遠ざけて使用すること
3一日の使用時間を極力減らすこと(5分程度?)

お子さんのいらっしゃる方はご注意

ドライヤーで気になるのは、お子さんの使用です。頭部に接近して利用する製品ですし、電磁波を成人よりも多く吸収するとされるお子さんに対して、長時間の利用というのは、考えものです。健康への影響を考えれば避けた方がいいでしょう。もちろんドライヤーを使わないという選択もありますね!

次回は「家庭の電磁波」の特別編。電磁波研究の最前線を特集します。次回の電磁波MonthlyWatchをお楽しみに!