電磁波なび - 電磁波による健康への影響について情報を収集!

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電磁波トピックス 電磁波トピックスバックナンバー
   
病院で携帯、容認5割に・市民団体が現状調査
  (2004年5月21日 日本経済新聞社 URL
 
病院内での携帯電話使用について、全面禁止と容認がほぼ拮抗(きっこう)していることが都内の市民団体が行った調査で分かった。調査を行ったのは都内の市民団体「HCRM研究会」(和田ちひろ代表)。4月、全国の300床以上の大規模病院から無作為に選んだ600病院を対象に調査を実施。70病院(11.7%)が回答した。

この調査報告にもとづくシンポジウムの概要はこちら。やはり「患者の不便さや不快感につながっていて、携帯電話やパソコンなどの使用解禁を求める患者の声が大きい」そうです。長期入院の患者にとって「携帯電話が使えない」というのは酷ではありますね。

重要なのは、携帯電話利用等の「リスク」を病院と患者の双方が分け合う「リスク・シェアリング」の考え方。もちろん携帯電話による心臓ペースメーカー等の機器への影響はゼロではありません。ですので、依然としてリスクはあります。このリスクを患者自身が自覚することが必要でしょうね。
   
19機種の携帯電話機が「失格」 スウェーデンの団体による携帯電話機調査
  (2004年5月 Microwave News URL
 
オフィス製品の品質ラベルを発行するスウェーデンの団体「TCO development」が携帯電話の品質・安全性に関する試験結果を公表した。試験にパスしたのは25機種中6機種のみ。このうち7機種に関してはTCOのSAR値「0.8 W/Kg」を満たすことができなかった。

「TCO development」による携帯電話の試験結果はこちら。モトローラ、パナソニックの機種は合格。NEC、ソニーエリクソン、ノキア、サムソンの機種は不合格でした。スウェーデンの「0.8 W/Kg」というSAR値は結構厳しいですから(日本のSAR値は「2.0W/kg」。SAR値についての説明はこちら)、不合格の機種が多いのもうなずけます。なお、国内で使用されている機種では、NECのN505iは「0.939W/kg」、パナソニックの505iSは「0.306W/kg」でした。米国のSAR値ですら「1.6W/kg」ですから、日本国内の規制値「2.0W/kg」を厳しくしてもいいんですけどね。
   
日本テレビ系ニュース「きょうの出来事」が電磁波過敏症の実態をリポート
  (2004年4月5日 日本テレビ「きょうの出来事」 
 
(特集「身近な不安“電磁波”で体に異変 リスク検証」の内容要約)
近年、電磁波の影響で身体に異変が起きる「電磁波過敏症」と呼ばれる症例が報告されている。患者は1ミリガウス程度の微量電磁波にも反応。頭痛、吐き気等の症状を訴えている。

他方で、電磁波過敏の原因を探る研究も着手。電磁波過敏症患者に携帯電話の電磁波を曝露した実験によれば、患者の脳の血流が、健常者の四分の一にまで低下していた。また、慢性疲労症候群患者の大半が、電磁波過敏症患者と同様の徴候を示すという。

いままでノイローゼ扱いとされてきた同症状。その治療法は現在見つかっていない。重度の患者は、電化製品から離れ、利用時間を極力へらすという不自由な生活を強いられている。今後電磁波過敏症に対する認識と、行政をはじめとする担当機関の速やかな対応が望まれる。

NNN系列の深夜ニュース「きょうの出来事」で電磁波の特集番組が放映されると知り、さっそくチェック。同番組内で、千葉県在住の小学5年生の女の子が取材を受けていました。2メートル以上テレビから離れないと頭痛がしてくるそう。机の蛍光灯もダメ。

重度の患者になると、電磁波測定器を常時携帯し電化製品を極力避ける生活を送っていかなければならないとは・・・。ちなみに上記要約にある、脳の血流低下の原因はマイクロ波の加熱作用にあると推測されるそう。

ノイローゼ、慢性疲労症候群等、心因性とみなされてきた病気も、「電磁波」という物理的な原因が特定される日が近いのかも。それと、あとは効果的な治療法ですな。うーん、何とかならないものでしょうか。
   
国民生活センター(くらしの危険)、電磁調理器の「電磁波の影響」について触れる
  (2004年3月発行 国民生活センター「くらしの危険」267号 
 
「電磁調理器は、IH(Induction Heating)クッキングヒーターとも呼ばれ、直火を用いずに加熱する調理器具として注目されています。出荷台数も年々増加傾向にあるようです。しかし、その一方『天ぷらを作っていた際、制御装置が動かず、発火した』『電磁調理器を使うと気分が悪くなる。電磁波が原因ではないか』といった事故情報が寄せられています」

危険度ナンバーワンの家電製品「電磁調理器」の利用に対して、ついに独立行政法人の国民生活センターが警鐘を鳴らしたとの情報を入手。さっそく件の冊子「くらしの危険」を読んでみました。同センターが電磁調理器の安全テストを実施したところ、発煙・発火を引き起こした製品が実際にあったそうです。

電磁調理器を利用すると、油の温度が設定温度よりも高くなる傾向があり、これが発火の原因みたいです。揚げ物を調理するときは、細心の注意が必要ですね。肝心の電磁波に関しては、低周波電磁波は「人体に電流を生じ」させ、高周波電磁波は「体温上昇が伴う」としています。ただし人体への影響については「まだ詳しく解明されていません」という、いかにもな結論を確認するのみ。どうせなら電磁波の安全性もテストしてほしかった・・・。

ちなみに、この冊子は全国の消費生活センターで配布されています。関心をもたれた方はお近くの地域の消費生活センターまで、もらいに行きましょう。
 
鳥取市の小学校近隣に変電所建設の計画
  (2004年4月3日 朝日新聞社 
 
「中国電力が鳥取市中心部で変電所の建設を計画している問題で、同社は30日、建設予定地を鳥取市役所向かいの遷喬地区にある同社ビル跡に決めたと発表した。若桜街道に面した一等地で小学校にも近く、電磁波による健康不安を訴えてきた住民から反対の声があがるのは必至だ」

鳥取市遷喬地区自治連合会の梶村徳太郎会長は「今回は近くに遷喬小学校があり、電磁波の影響が様々に論じられる中で、いかがなものかと思う。対応を地域で協議したい」と話しているそうです。

小学校の近隣に変電所建設というのは、住民の理解が得られない可能性がきわめて強いのですが、行政の責任者でもある竹内功・鳥取市長は「中国電力の方が折々にあいさつに見えられるときなどに中心市街地での変電所の建設は必要だという話は耳にしています」と淡白な回答。

ちなみに変電所とは「電圧10万ボルト以上の電気を変成するために設置する変圧器その他の施設」のことらしいです。金網で囲まれた人気のない建物、地図に載っていない小さな変電施設が数多くあります。近年は、変電所も地下に作られているケースがあるそう。電力会社に変電所の場所を聞いても教えてくれないことがほとんどです。
 
携帯電話サービスの呪縛からの解放
  (2003年5月13日 日経新聞社 
 
3月末から4月初めにかけ、駆け足でデンマーク、フィンランド、スウェーデンを訪問してきた。(・・・)電磁波の影響を少なくするためらしく、ほとんどの人は、携帯電話を耳に当てず、イヤホンとマイクを付けて使っている。(・・・)どうやら、これは北欧に限らず、ヨーロッパのはやりらしい」

ヨーロッパの人々の電磁波に関する意識はとても敏感です。確かにイヤホンとマイクを付けて携帯電話を使用すると電磁波を低減できます。そういえばWeb現代の電磁波特集で、京都大学工学部の荻野晃也氏がイヤホンとマイクの効用を語っていました。