電磁波の影響をへらすためには、電磁波が漏洩している製品(→「3.家電製品と電磁波」を参照)から距離を空け、使用時間を短くすることが大原則です。また、「電磁調理器(IHクッキングヒーター)」「電気カーペット・電気毛布」に関しては使用しない方がいいです(キッパリ)。 ちなみに、一般的な電化製品からの磁場を、2mG(ミリガウス)以下に抑えることが目安になります(出典:baby.com「各国の電磁波対策」)。
電磁調理器は、強い変動磁場が発生し、開放させて利用するため、すべての家電製品の中でもっともリスクの高い製品です。国際規格では、調理器から30cmの距離に設定し、防護基準を定めています。ですので、電磁調理器を使用する際には、30cm以内にはゼッタイ近寄らないこと。 また使用時間にも気を配り、電磁調理器のそばにストップウォッチなどを置いて、使用時間をチェックすることも必要でしょう。
電気カーペット・電気毛布は電磁波が漏洩する製品のなかで、もっとも密着して使用するためリスクの高い製品です。距離をとって使用するという対策が難しいので、使用時間を短くするよう努めましょう。とくに、電源を入れたまま長時間睡眠するという使用は、避けてください。 「暖めてからコンセントを抜く、そのあと眠る」と心がけておくとよいでしょう。あ、別に眠らなくてもいいんですが(笑)。
携帯電話に関してはSAR(比吸収率)の値を2W/kg未満に抑えるよう基準が定められています(SARに関しては「4.携帯電話と電磁波」を参照)。 ですので、まずは通信会社各社の下記ホームページから自分の使用している機種のSAR値を確認してみましょう。また新機種を購入する前にはSAR値の低い機種を検討することも必要かと思います。 | | | ↓ ●NTTドコモ「携帯電話機の比吸収率について」 ●au「KDDI au: au電話の比吸収率について」 ●ボーダフォン「携帯電話機の比吸収率(SAR)について」 ●ツーカーセルラー「携帯電話機の比吸収率(SAR)について」 また、携帯電話機を使用する際には、次のような心がけが必要です。 (1)携帯電話機を頭部から2〜3cm離して使用する (2)電波のつながりやすい(電波の出力レベルの低い)場所で使用する (3)通話開始時は出力レベルが高くなるため、頭部から離す
一般的な電化製品からの磁場は2mG(ミリガウス)以下が適当だと考えられています(→mG(ミリガウス)等の測定単位については「2.電磁波による健康への影響」を参照)。2mGというのは、電磁波対策の先進国スウェーデンでパソコンモニターを距離30cm、2mG以下と規制しているから。 また、スウェーデンでは1993年以降、2〜3mGを基準に高圧線の鉄塔撤去、小学校や幼稚園の移転等の対策を行っているからです。 ここまで読んでいただいて電磁波に興味を覚えた方は、電磁波測定器を使用して周囲の電磁波を測定してみるとよいかと思います。先日ワタクシ、知人から測定器を借りました。自宅天井の蛍光灯に向けてみると、な、なんと120mGを越えているじゃないですか! でも、蛍光灯から徐々に離れると数値が減少していき、距離1メートルでは0.3mGになりました。ホッ。 蛍光灯とひとくちにいっても、いろいろな種類があります。使用状況もそれぞれ異なるでしょう。ですので、電磁波測定器を購入して適切な使用距離を計ってみるのもよいのではないでしょうか。ちなみに、電磁波の測定に関しては、市民団体「ガウスネットワーク」の下記ホームページが参考になります。